アソビの倉庫

短編小説、演劇脚本、写真など、わたくし結希遊の作品を掲載しております

僕の味

 

ガタンゴトンガタンゴトン
日々の技術の進歩のおかげで今までで一番いい出来です
ガタンゴトンガタンゴトン
丹精込めて育ててもらいました
汗と涙と愛が詰まっております
ガタンゴトンガタンゴトン
ここには仲間がいっぱい
育ててくれた人と離れても怖くない
ガタンゴトンガタンゴトン
左の君は何になるんだい
私は好みの味付けをしてもらって店頭に並べられるよ
右の君は何になるんだい
僕は彼が好みの味付けになれるように影で支えるんだ
前の君はなにになるんだい
俺は素材の味を武器にお客に飛び込めるようになるのさ
ガタンゴトンガタンゴトン
僕は何になるのかな
どんな味付けにしてもらえるのかな
美味しくいただいてもらえるかな
どんな僕になれるかな
ガタンゴトンガタンゴトン
僕らを乗せて
ガタンゴトンガタンゴトン
私たちを乗せて
ガタンゴトンガタンゴトン
このレールはどこに続いているんだろう
どこに連れていってくれるのだろう
ガタンゴトンガタンゴトン
僕はどこに行くのだろう
ガタンゴトンガタンゴトン
今日は4月1日